5月20日「リテールAI研究会」の流通部会に登壇。
研究テーマの概要をお知らせいたします。
タイトル: ~自然言語処理を活用した店頭刺激~
潜在需要を掘り起こす「サジェスチョン」の可能性
昨今、ますます加速する「価値観」の多様化と購買行動の変化への対応に、
小売の現場は少なからず頭を悩ましているのではないでしょうか。
AI技術を活用することで、迅速かつ的確に、「価値観」を架け橋として生活者と店頭商品をリンクできれば、リテールにおける様々な可能性が見えてきます。
【概要】
本セミナーで掲げるメインテーマは「レコメンド から サジェスチョン へ」。
自然言語処理の最先端技術を応用することにより創出される「価値観タグ」を軸に、既存のレコメンドやPOS分析と組み合わせながら、潜在的な需要を刺激する新たな店頭展開の可能性をご紹介。
非計画購入の促進、高付加価値アイテムの想起、カテゴリーをまたいだ併売促進、廃棄ロスなど、今後の小売業にとって重要な課題に対して、AI技術を活用した「価値観」による「サジェスチョン」を提起。実証実験も視野に入れた研究性、実用性の高いテーマでのプレゼンテーションです。
プレゼンター:金牧伸弥
所属:株式会社soda プランナー
略歴:
- 調査、POSデータや顧客データ分析を基にしたマーケティングコンサルティング 、プロモーションプランの立案に従事。また大学や企業との共同研究を積極的に行い、マーケティングサイエンス学会等で発表。
- 株式会社soda設立に伴い、2019年7月より立ち上げメンバーとして参加 。
- 19年8月に データマイニング・ AIの国際 カンファレンスである「KDD2019」にて、「リユースジュエリーの画像から売価を予測するモデル」の研究成果を 発表。
sodaでは今回の講演で取り上げた独自の自然言語処理のみならず、機械学習を活用したマーケティングダッシュボードの開発、最適化サービスなど、小売業に適した技術や研究も開発しています。
技術紹介/研究開発としてTOPページ「SERVICE」の「DATA DRIVEN」に取り上げていますので是非ご覧ください。